親戚の家へ遊びに行く際、わが家は東急ホテルズをよく利用します。そんな身近なホテルの会員制度「コンフォートメンバーズ」が終了すると知り、貯まったポイントや次の予約がどうなるのか気になりました。
コンフォートメンバーズは2027年8月31日で終了し、同年9月から「TOKYU HOTELS DISCOVERY」へ切り替わります。旧ポイントは終了後も各ポイントの有効期限まで利用できます。[1]
今すぐポイントを使い切る必要はありません。まずは残高・有効期限・次の宿泊日を確認し、2027年3月頃の詳しい移行案内を待つのがよさそうです。
この記事では、親戚を訪ねるときなどに国内のホテルを繰り返し利用する立場から、変更内容と予約前の確認事項を整理します。
※2026年11月4日19時21分(日本時間)確認。新制度の特典には利用条件があり、詳細は2027年3月に案内予定です。新制度は開始前のため、以下は公式発表に基づく比較です。
いつ終わる?会員制度の切り替えスケジュール
| 時期 | 変更・確認すること |
|---|---|
| 2027年3月頃 | 移行手続きなどの詳細案内予定 |
| 2027年4月 | 一部ホテルで先行開始。希望者は早期移行可能 |
| 2027年8月31日 | コンフォートメンバーズのサービス終了。ポイント利用は継続 |
| 2027年9月 | 新制度を正式開始。通常の移行手続きは9月以降を案内 |
宿泊での先行開始は、東急ホテル、エクセルホテル東急、SAPPORO STREAM HOTEL、SHIBUYA STREAM HOTELが対象です。東急REIホテルや東急リゾートホテルなどは9月開始予定。レストラン・バーは、すべてのホテル共通で9月開始予定です。[2]
ホテル名に「東急」が付いていても、開始時期や対象制度は同じではありません。いつも泊まるホテルを、公式の対象ホテル一覧で確認しておきましょう。
貯まったポイントはどうなる?終了日に一斉失効しない
旧ポイントの有効期限は変更されません。2026年中の付与分は2028年12月末、2027年1〜8月の付与分は2029年12月末まで利用できます。以前に獲得した分は、それぞれの有効期限を確認してください。[1]
新制度の共通リワード「ディスカバリードル(D$)」への交換プログラムも予定されています。ただし、交換レートや詳しい条件は今回確認した案内では分かりません。
旧ポイントを持っていることと、新制度の特典を使えることは別です。 新制度を利用するには会員の移行手続きが必要になります。
また、TOKYU POINTへの交換は2027年3月末まで。自動で交換する「TOKYU POINT移行サービス」は、3月中旬の交換で終了します。利用している方は、宿泊制度の終了より早い締め切りに注意してください。[1]
2027年9月以降の予約済み料金は?
コンフォートメンバーズとして予約した9月以降の宿泊も、予約時の会員料金で利用できます。新制度への移行状況にかかわらず料金は維持されますが、旧制度のポイント付与や特典は終了します。新制度の特典を使うには移行が必要です。[1]
料金の心配から予約を取り直す前に、現在の予約内容とホテルの案内を確認しましょう。
新旧の違いは?還元率だけでなく有効期限も確認
| 比較項目 | コンフォートメンバーズ | TOKYU HOTELS DISCOVERY |
|---|---|---|
| 宿泊の基本的な還元 | ランクにより5〜9% | ランクにより4〜7% |
| 支払いに使う単位 | 1ポイント=1円 | 1D$=1米ドル相当 |
| 有効期限 | 付与日の翌々年末 | 獲得ランクにより12〜24か月 |
| 利用単位 | 1ポイント単位 | 最低10D$、以降1D$単位 |
| 主な利用範囲 | 東急ホテルズの対象施設 | 国内外のGHA DISCOVERY加盟ホテル等 |
現行制度の付与対象は税金を除き、サービス料を含みます。新制度は税金・サービス料を除く対象料金で計算するため、表示の還元率だけでは実際にもらえる額を比べきれません。[2・3]
ただし、既存会員は移行時にゴールド以上から開始する予定です。 新制度の最低ランクの4%が、移行する全員に当てはまるわけではありません。名前が同じ「ゴールド」「プラチナ」でも、現行制度と同じ特典とは限りません。[2]
D$は「ドル建てのホテル用リワード」と考える
D$は、対象料金を米ドルに換算して貯め、支払い時に現地通貨へ換算して使う仕組みです。銀行に預ける米ドルや、自由に現金化できるお金とは異なります。
例えば、使うときの換算レートを仮に1米ドル=150円とすると、10D$は1,500円相当です。これは仕組みを説明する仮定で、現在の為替レートや将来の利用額ではありません。円で使える価値は、利用時の換算によって変わります。[2]
会員のメリットは?国内でも複数ブランドを使う人には選択肢
新制度は、世界のホテルブランドが参加するGHA DISCOVERYと共通の仕組みです。海外の加盟ホテルでもリワードを貯めたり、特典を利用したりできます。海外旅行と国内宿泊をまとめて活用したい人には便利になります。[4]
国内利用でも、泊数・利用金額だけでなく、宿泊したブランド数で上級会員を目指せます。例えばプラチナは10泊、2ブランドへの宿泊、5,000米ドル利用のいずれかが条件。いずれも対象となる利用が必要です。[2・5]
ここでいうブランド数はホテルの軒数ではありません。同じブランドの別ホテルに泊まっても、2ブランドにはなりません。わが家のように親戚を訪ねる際の宿泊が中心なら、普段の宿泊先と別の旅行先が異なるブランドかどうかを確認すると、無理なく活用できるか考えられます。
チェックアウト延長はホテルによって違う
プラチナには原則15時、チタンには原則16時までのレイトチェックアウトが案内されています。ただし、東急REIホテルではプラチナ12時、チタン13時です。 空室状況などにより利用できない場合もあります。[2]
親戚と会う時間に合わせて部屋を使えるなら便利ですが、すべてのホテルで夕方まで滞在できるわけではありません。上位ランクの客室アップグレードや無料朝食も、対象・条件を確認してから予定に組み込みましょう。
デメリットは?同じホテルを使う人が気になる3点
1.上位会員はポイント還元が下がる可能性
現行制度の宿泊還元は最大9%、新制度は最大7%です。今の還元率が高い方は、移行先のランクと計算対象料金を確認する必要があります。ポイント差額だけでなく、実際に利用する朝食やチェックアウト延長も含めて判断したいところです。[2・3]
2.次の宿泊までにリワードが失効することがある
新制度のD$の期限は、シルバー12か月、ゴールド18か月、プラチナ・チタン24か月です。獲得時のランクによって異なります。[2]
仮に次の訪問が2年後なら、ゴールドで獲得した18か月有効のD$は、その宿泊まで残りません。「還元率が高いか」に加えて「次に使える予定があるか」を見る必要があります。
3.上級ランクのために宿泊先を変えると負担も増える
ブランド数で上級会員を目指せても、親戚宅から遠いホテルを選び、移動費や時間が増えては使いにくくなります。
比較したいのは、宿泊料金に朝食・駐車場・移動費を加えた総額と、訪問のしやすさです。特典のために予定外の宿泊を足すより、もともとの旅行で条件を満たせるかを考える方が家計には合っています。
移行はいつする?国内利用中心なら詳細案内を確認してから
公式サイトは、通常の移行手続きを2027年9月以降と案内しています。他のGHA加盟ホテルを使う予定がある方などは、4月から早期移行できます。[2]
早期移行後、4〜8月に先行開始ホテルへ泊まると新制度が適用され、旧制度の特典・ポイント獲得は使えません。早く移行するほど得とは限らないため、この期間に予約がある方は移行前に比較してください。
わが家は、親戚の家へ遊びに行く際の使いやすさを軸に、次の順番で確認しようと思います。
- マイページで旧ポイントの残高と有効期限を確認する。
- 次の宿泊日と、いつものホテルの新制度開始月を照合する。
- 3月頃の案内で移行先ランクとポイント交換条件を確認する。
- 同じ日程・人数・部屋・食事・キャンセル条件で予約総額を比べる。
- 移行後は新しい会員番号が予約に登録されているか確認する。
新制度ではメールアドレスの登録が必須で、会員番号も新しく発行されます。今の登録内容を確認しておくと、案内を受け取る準備になります。[2]
よくある疑問
年会費はかかる?
新制度も登録料・年会費は無料と案内されています。[2]
同じホテルに3回泊まれば「3ブランド」になる?
なりません。ブランド数と滞在数は別です。また、3泊の連泊は3滞在ではなく、チェックインからチェックアウトまでで1滞在と数えます。[2・5]
東急バケーションズも新制度の対象?
東急バケーションズとパートナーホテルは、TOKYU HOTELS DISCOVERYの対象外と案内されています。利用先が該当する場合は、個別に今後のサービスを確認してください。[4]
わが家は「いつもの宿泊で使い切れるか」を重視
世界の加盟ホテルで使えるようになる一方、国内で同じホテルを利用する人には、ポイントの期限や使うための最低額が気になる変更です。
親戚を訪ねるときの宿泊先としては、立地や泊まりやすさも大切。わが家は旧ポイントの期限を確認したうえで、詳しい移行条件と次の予約料金を見て判断したいと思います。
旅行の計画を立てる際の確認については、関連記事「AIの旅行プラン、そのまま信じて大丈夫?」もあわせてご覧ください。
出典・更新履歴
[1]東急ホテルズ「コンフォートメンバーズのサービス終了について」 公式資料を読む
[2]東急ホテルズ「TOKYU HOTELS DISCOVERY」 公式資料を読む
[3]東急ホテルズ「ご利用案内と基本特典」 公式資料を読む
[4]東急ホテルズ「日系ホテルチェーン初 東急ホテルズ、Global Hotel Alliance(GHA)へ加盟」 公式資料を読む
[5]GHA DISCOVERY「Programme Terms & Conditions」(2026年9月14日発効) 公式資料を読む
2026年11月4日:初稿作成。公式発表に基づき、旧ポイント、予約済み料金、移行時期、国内利用での確認事項を整理。

