トイレのチョロチョロ音が気になり、業者を呼ぶ前に自分で直してみました
トイレを流したあと、ロータンクの中で「チョロチョロ……」と水が流れ続けるようになりました。
夜中に音が聞こえるのも気になりますし、「このまま水道代が上がるのでは?」と不安になりますよね。
結論から言うと、我が家ではボールタップを自分で交換でき、作業時間は約15分、費用はコーナンで税込3,058円でした。
この記事でわかることは、次の3つです。
- ボールタップを自分で交換した手順
- 交換時に注意したいパッキンの外し忘れ
- 自分で交換できそうな人・業者に頼んだ方がよい人
使ったのは、PRO-ACT 万能ロータンクボールタップ V530-5X1-13-KNです。SANEIの「V530-5X-13」としても販売されている同系統の商品です。
※この記事は実体験をもとに書いています。トイレが汚かったため、実写ではなくイラスト中心で解説しています。
実際に購入した部品はこちらです。
結論:ボールタップ交換は15分・3,058円で自分でもできました
今回のボールタップ交換は、業者さんを呼ばずに自分でできました。
作業時間は約15分。購入価格は、コーナンで税込3,058円です。
業者さんに依頼するより安く済む可能性があるので、「まずは自分で直せるか試したい」という人には選択肢になると思います。
ただし、水回りなので無理は禁物です。
止水栓が固い、タンクの形が合わない、水漏れが止まらない、ネジが劣化しているといった場合は、無理に作業せず業者さんに相談した方が安心です。
トイレの水が止まらず、ボールタップ交換を決めた理由
今回のきっかけは、トイレを流したあとにロータンク内の水が止まらなくなったことです。
ずっと水が流れているような音がして、タンクの中を確認すると、給水がうまく止まっていない様子でした。
トイレのロータンクで水が止まらない場合、原因はいくつか考えられます。
- ボールタップの劣化
- フロート部分の不具合
- パッキンの劣化
- ゴミや汚れの詰まり
- タンク内の部品のズレ
今回は症状や部品の状態を見て、ボールタップを交換してみることにしました。

水回りなので少し不安はありましたが、部品代が3,000円ほどだったので、業者さんに頼む前に一度試してみることにしました。
使ったのはPRO-ACTの万能ロータンクボールタップ。SANEI品番でも探せます
今回使ったのは、PRO-ACT 万能ロータンクボールタップ V530-5X1-13-KNです。
同系統の商品として、SANEIのV530-5X-13でも販売されています。
SANEI公式の商品情報では、V530-5X-13はロータンク用のボールタップで、下給水を除くロータンクに使用する商品とされています。また、浮玉部がガイドを軸に上下する構造で、吐水・止水する仕様です。
今回の購入価格は、コーナンで税込3,058円でした。
我が家のロータンクはBタイプでした
説明書には、ロータンクのタイプがA〜Dで分かれていました。
我が家は、Bタイプです。
Bタイプは、おおまかに言うと以下のようなタイプです。
- 手洗い付き
- 補助給水管なし
- 手洗管があるタイプ
説明書を見ながら、自分の家のロータンクがどのタイプか確認してから作業しました。
ここを間違えると、ホースやキャップの取り付け方が変わるので注意が必要です。


実際の交換は約15分。必要な部材がセットで迷いにくかったです
実際の交換作業は、我が家では約15分で終わりました。
作業の流れは、次のとおりです。
- 止水栓を閉める
- ロータンク内の水を流す
- 古いボールタップを外す
- 新しいボールタップを取り付ける
- 止水栓を開けて動作確認する
- 水位を調整する
工具は、モンキーレンチやドライバーがあると作業しやすいです。
特に水位調整は、ドライバー1本で微調整できたのが便利でした。


STEP1:止水栓を閉める
まずは、必ず止水栓を閉めます。
ここを忘れると、作業中に水が出てきて大変です。
ポイント:止水栓が固い場合は、止水栓がさび付いている場合があります。
その場合は、止水栓の根元のナットごとごくわずかに締める(右回り)に回してみてください。
さびが取れて止水栓が動くようになる場合があります。
ダメな場合は諦めて業者を呼びましょう。


STEP2:ロータンク内の水を流す
止水栓を閉めたら、トイレのレバーを回してタンク内の水を流します。
タンク内に水が残っていると作業しにくいので、できるだけ水を抜いてから進めました。
ポイント:水が残ることがあるので、雑巾やバケツを近くに置いておくと安心です。
STEP3:古いボールタップを外す
次に、古いボールタップを外します。
袋ナットをゆるめて、タンクから古いボールタップを取り外しました。
ポイント:接続部分に水が残っていることがあるため、ゆっくり外すのがおすすめです。
STEP4:新しいボールタップを取り付ける
新しいボールタップは、説明書のBタイプに合わせて組み立ててから取り付けました。
部材がセットになっているので、「あれが足りない、これが足りない」となりにくかったです。
ポイント:タンクの形状や既存部品によっては合わない場合もあるので、購入前に対応タイプを確認してください。
STEP5:止水栓を開けて動作確認する
取り付けが終わったら、止水栓を少しずつ開けます。
いきなり全開にせず、水漏れがないか見ながら確認しました。
ポイント:袋ナットまわりや接続部分から水がにじんでいないか、数分は見ておくと安心です。
STEP6:水位を調整する
最後に、水位を調整します。
今回のボールタップは、ドライバー1本で水位を微調整できました。
ポイント:水位が高すぎたり低すぎたりすると不具合につながることがあるので、説明書を見ながら調整してください。
注意点は袋ナットの中のパッキン。古いパッキンの外し忘れに注意です
⚠️ ここが一番の注意点でした。
今回、いちばん注意してほしいと感じたのが袋ナットの中のパッキンです。
我が家では、袋ナットの中にパッキンがなぜか最初から2枚入っていました。
おそらく、前の住人がメンテナンスした際に、古いパッキンを外し忘れたのだと思います。
パッキンが2枚入ったままだと、きちんと締まらなかったり、水漏れの原因になったりする可能性があります。
取り付け前には、袋ナットの中を必ず確認してください。
確認するポイントは次の3つです。
- 古いパッキンが残っていないか
- パッキンが2枚重なっていないか
- パッキンが変形・劣化していないか
私はここで「なんで2枚入ってるの?」と気づけたのでよかったですが、急いでいると見落としやすい部分だと思います。



袋ナットの中は意外と見落としやすいです。前のメンテナンス跡がある家では、古いパッキンが残っていないか一度確認しておくと安心です。
交換して良かった点は3つ。部品セット・上下フロート・水位調整が便利でした
今回のボールタップに交換して、良かったと感じた点は3つあります。
- 必要な部材がセットされていて便利
- フロートが上下に動く構造で安心感がある
- 水位調整がドライバー1本でできる
それぞれ、実際に使って感じたことをまとめます。
必要な部材がセットされていて買い足しが少なかった
まず便利だったのは、必要な部材がセットされていたことです。
今回のように自分で交換する場合、「どの部品を買えばいいのか」が一番不安でした。
でも、この商品はロータンクのタイプに合わせて組み替えられるようになっていて、付属部品もそろっています。
我が家のBタイプでも、説明書を見ながら進めることで交換できました。
ホームセンターで別部品を探し回らなくて済んだのは、かなり助かりました。
フロートが上下に動くので、玉タイプよりトラブルが少なそうに感じました
以前からよくあるボールタップは、浮き玉と金属の棒がついているタイプです。
このタイプは構造がわかりやすい一方で、棒が曲がったり、折れたり、サビたりするのが少し気になっていました。
今回のボールタップは、青いフロートが上下に動く構造です。
そのため、玉タイプと比べると、棒が折れたり錆びたりして起こるトラブルは少なそうに感じました。
もちろん、長期間使ってみないと耐久性はわかりません。
ただ、見た目の構造としてはすっきりしていて、個人的には安心感があります。
水位調整がドライバー1本で微調整できました
もうひとつ良かったのが、水位調整です。
タンクの中の水位は、ドライバー1本で微調整できました。
交換後に水位が高すぎたり低すぎたりすると、トイレの流れ方や水の止まり方に影響することがあります。
今回は説明書を見ながら、ちょうどよい位置に調整。
細かく調整できるのは、DIY初心者にも使いやすいポイントだと感じました。
気になる人は、こちらから詳細や最新価格を確認できます。
気になったのは樹脂ネジ部分。袋ナットの締めすぎには注意です
全体的には満足していますが、気になる点もありました。
それは、袋ナットを締め付ける相手側のネジが樹脂製だったことです。
ボールタップ本体側のネジ部分が樹脂なので、強く締めすぎると割れるおそれがあります。
水漏れが不安だと、つい「もっと強く締めた方が安心」と思ってしまいます。
でも、樹脂部品の場合は締めすぎが逆に破損の原因になる可能性があります。
締め付けの目安としては、手で締めたあと、工具でさらに1/4〜1/2回転ほど締めるイメージです。
水漏れがなければ、それ以上は無理に締めなくてOKだと思います。
私は、手で位置を合わせてから工具で少しずつ締めるようにしました。
締めたあとに止水栓を開けて、水漏れがないかを確認しています。
耐久性については、まだ長期間使っていないため断定できません。
今後使ってみて、ゆるみや水漏れが出るかは様子を見たいと思います。
自分でボールタップ交換する前に確認したいこと
自分で交換する前に、次の点は確認しておいた方が安心です。
ロータンクのタイプを説明書で確認する
今回の部品は万能タイプですが、ロータンクのタイプによって取り付け方法が変わります。
説明書ではA〜Dタイプに分かれていました。
我が家はBタイプでしたが、手洗い管の有無や補助給水管の有無で取り付け方が変わります。
まずは自宅のロータンクがどのタイプか確認してから進めてください。
止水栓が閉まるか確認する
作業前に、止水栓がきちんと閉まるか確認します。
古いトイレだと、止水栓が固くなっていることもあります。
無理に回すと破損することがあるので、固い場合は無理に力を入れない方が安心です。
袋ナット内の古いパッキンを確認する
今回のように、袋ナット内に古いパッキンが残っていることがあります。
特に中古住宅や賃貸、前の住人が修理していた可能性があるトイレでは、見落としやすいポイントです。
新しいパッキンを入れる前に、古いパッキンが残っていないか必ず確認してください。
不安なら無理せず業者さんに相談する
ボールタップ交換は、自分でできる場合もあります。
ただ、水回りの作業なので、失敗すると水漏れにつながります。
少しでも不安がある場合や、部品が合わない場合は、無理せず業者さんに相談してください。
特に、止水栓が固い・タンクが古い・ネジが割れそう・水漏れが止まらない場合は注意が必要です。
よくある質問
Q. ボールタップ交換は初心者でもできますか?
A. 今回は自分で交換でき、作業時間は約15分でした。
止水栓が回せて、説明書を読みながら作業できる人なら挑戦しやすいと思います。
ただし、ロータンクの形状や止水栓の状態によって難易度は変わります。
止水栓が固い、部品が合わない、水漏れが不安という場合は、無理せず業者さんに相談した方が安心です。
Q. パッキンは何枚入れればいいですか?
A. 基本は説明書どおりに取り付けます。
今回のように、袋ナット内に古いパッキンが残っていて、結果的に2枚入っているように見えることがあります。
取り付け前に、古いパッキンの外し忘れがないか確認してください。
Q. PRO-ACTとSANEIの品番は同じものですか?
A. 今回使ったPRO-ACTの「V530-5X1-13-KN」は、SANEIの「V530-5X-13」と同系統の商品として販売されています。
ただし、販売店やパッケージによって品番表記や付属品が異なる可能性があります。
購入前に、対応タンク・付属部品・型番を確認してください。
Q. 交換後に水が止まらない場合はどうすればいいですか?
A. まず止水栓を閉めて、水を止めてから確認します。
そのうえで、水位調整を見直してください。
それでも止まらない場合は、フロートの動き、パッキンの取り付け、袋ナットの締め具合を確認します。
説明書にも、止水しない場合は止水弁やゴムフロートまわりを確認するよう案内がありました。
自分で原因がわからない場合は、無理に分解を続けず業者さんに相談してください。
まとめ:ボールタップ交換は、確認ポイントを押さえれば自分でもできました
今回、トイレのロータンクの水が止まらなくなり、PRO-ACTの万能ロータンクボールタップに交換しました。
我が家ではBタイプで、作業時間は約15分。
コーナンで税込3,058円だったので、業者さんを呼ぶ前に自分で試してみる選択肢としてはよかったです。
この記事のポイントをまとめます。
- トイレの水が止まらない原因のひとつにボールタップの不具合がある
- 今回はBタイプのロータンクで、約15分で交換できた
- PRO-ACT / SANEI系の万能ロータンクボールタップは部材セットで便利だった
- 袋ナット内に古いパッキンが残っていることがあるので要注意
- 樹脂ネジ部分は締めすぎると割れるおそれがあるため慎重に作業する
こんな人におすすめ
- トイレの水が止まらず、自分で直せるか試したい人
- できるだけ安価に修理したい人
- ロータンクのタイプ確認や止水栓操作ができそうな人
- 説明書を見ながらDIY作業するのが苦ではない人
こんな人は見送りでもOK
- 止水栓が固くて回らない人
- タンクや配管がかなり古い人
- 少しの水漏れでも不安が大きい人
- 工具作業に慣れていない人
水回りなので無理はしない方が安心ですが、条件が合えば自分でも交換できる作業でした。
費用をおさえて自分でトライしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

